谷上防コミ下谷上ブロック訓練実施報告

1、実施日 平成2711813:3015:30

2、場 所 高橋橋左岸高架下広場

3、指 導 北消防山田出張所 4名   

4、参加者 54

・谷上防コミメンバー 

・谷上小学校PTA・生徒

・下谷上消防分団 

・下谷上自治会員 

 

消防署員からの説明

        

 

5、訓練内容                                              

@ 天ぷら油火災消火

カセットコンロとフライパンを使用し、あらかじめ竹輪の磯辺揚げをして、天ぷら油を酸化させた後発火させる方法を取った。

1個のフライパンは20分ほどで白い煙が発生し、さらに15分程度経った後、発火し炎が上がった。消火・発火を4回行い4人がそれぞれエアゾール式簡易消火具で無事鎮火した。

 

白い煙が発生

   発火                                                     

 

鎮火                                                                                             

  天ぷら油火災用スプレー消火器

 

A オイルパンを使用した灯油火災消火

消防署員から消火器の構造、扱い方の説明を受けた後、水消火器で実際の取り扱いを練習し、その後消防署員が水と灯油とガソリンを入れたオイルパンに火をつけ、訓練参加者が消火をした。

消火器は期限の切れた加圧式消火器4本、蓄圧式消火器2本を使用した。

 

消火器の構造説明

 

水消火器訓練


加圧式粉末消火

 

 鎮火

 

 蓄圧式液体消火器

 

 2回目を使ったため消化液不足で鎮火せず

 

  

 6、訓練でわかった事

 蓄圧式消火器は一度使っても中身を使い切っていなければ再度使用可能であるが、2回目は残消火剤が十分でないために、完全消火が出来なくなる可能性がある。

上記写真は2回目の消火器を使って消火している様子であるが、結局、消火しきることが出来なかった。

消火器は1度使えば使い切るようにしないと、勿体無いといって残しておくことは危険であることがわかった。